AIプログラミングで注目されているPythonでプログラミングする環境を構築します。
OSはWindowsで、IDEとしてVisual Studio Codeを使用する構成とします。
セットアップ
プログラミング言語のPythonとIDEのVisual Studio Codeをセットアップします。
以下の手順で行います。
Pythonインストーラのダウンロード
Pythonインストーラをダウンロードするために以下のURLを開きます。
https://www.python.org

この画面が表示されたら「Downloads」をクリックして、表示されたリストの「Windows」をクリックします

「Latest Python 3 Release – Python x.xx.x」のリンクをクリックします。
※「手のひらジェスチャー操作にチャレンジ」でMediaPipeを使用していますが、
2025/2/26時点で対応しているPythonのバージョンは、3.9~3.12となっています。
MediaPipeを使用する場合は、最新バージョンをインストールすることを推奨します。
本画面では3.11が表示されていますが、インストールするバージョンに読み替えてください。

表示された画面をスクロールするとこの様な一覧がありますので、「Windows Installer (64-bit)」をクリックします。
※Windowsが32bitの場合は (32-bit)とついている方をクリックしてください。

ダウンロード中は、この様な画面が表示されます。
青いバーが右側まで伸びたら、ダウンロード完了です。
Pythonのインストール

ダウンロードされたファイルをエクスプローラでダブルクリックしてください。

この画面が表示されたら「Add python.exe to PATH」にチェックを付けて、「Customize installation」をクリックします。

この画面が表示されたら「Next」ボタンをクリックします。
※ここでは特にオプションを変更する必要はありません。

「Customize install location」を上記の様にシンプルな(階層の浅い)パスに変更します。
これは、Pythonのインストールパスをシンプルにしておいた方が後々メンテナンスが楽なためです。

インストール中はこの様な画面が表示されます。

インストールが完了するとこの様な画面が表示されますので、「Close」ボタンをクリックして画面を閉じます。
以上でPythonのインストールは完了です。
Visual Studio Codeインストーラのダウンロード
以下のURLからVisual Studio Codeのインストーラをダウンロードします。
https://code.visualstudio.com

URLを開いて上記の画面が表示されたら、右上の「Download」ボタン(赤枠の部分)をクリックします。
※画面のデザインが変わっている可能性があります。

上記の画面が表示されたら「User Installer」の「x64」ボタンをクリックしてください。
※お使いのPCが32ビットのWindowsの場合は、「x86」をクリックしてください。
最近のPCはほとんど64ビットのWindowsですので、わからない場合はとりあえず「x64」をクリックしてインストールしてみてください。

この様なダウンロード画面が表示されますので、ダウンロードが終わるまで待ちます。
Visual Studio Codeのインストール

ダウンロードフォルダに作成された「VSCodeUserSetup-64-xxx.exe」というファイルをエクスプローラなどでダブルクリックします。
※ファイル名のxxxの部分は、Visual Studio Codeのバージョンになります。本画面では1.77.1です。
異なる場合は、ダウンロードしたバージョンに読み替えてください。

この画面が表示されたら「同意する」にチェックを付けて、「次へ」ボタンをクリックします。

この画面ではインストール先のフォルダを確認して「次へ」ボタンをクリックします。
※インストール先を変更したい場合は、「参照」ボタンをクリックしてインストール先フォルダを指定します。

この画面ではスタートメニューのフォルダ名を確認して「次へ」ボタンをクリックします。

この画面ではインストール時の追加タスクを確認して「次へ」ボタンをクリックします。
好みによって、「デスクトップ上にアイコンを作成する」などにチェックを付けても良いでしょう。

表示内容を確認して「インストール」ボタンをクリックします。

インストールが開始されますので、完了するまで待ちます。

インストールが完了すると、この様な画面が表示されますので「完了」ボタンをクリックします。
※「Visual Studio Codeを実行する」はチェックを付けたままにしておきます。

Visual Studio Codeの画面が表示されたら、インストールは完了です。
Visual Studio Codeの日本語化
インストール直後のVisual Studio Codeは英語で表示されていますので、以下の手順で日本語で表示される様にします。

画面左側のExtensions(赤枠の部分)をクリックします。

検索文字入力(赤枠の部分)に「japan」と入力します。

Extensionsのリストに「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」が表示されますので、
「Install」ボタン(赤枠内の右下)をクリックします。
インストール中は「Install」ボタンの表示が「Installing」になります。

「Installing」の表示が消えるとインストール完了です。
ただ、このままではまだ日本語が表示されませんので、言語を設定します。
Visual Studio Codeを表示した状態で「Ctrl+Shift+p」キーを同時に押します。

そうすると上の赤枠の入力部分が表示されますので、ここに「display」と入力します。

「display」で絞り込まれたリストの「Configura Display Language」をクリックします。

選択可能な言語のリストが表示されますので、「日本語」をクリックします。

日本語表示に切り替えるために「Reset」ボタンをクリックします。
クリックするとVisual Studio Codeは自動的に再起動します。

Visual Studio Codeが起動すると日本語で表示されているはずです。
これで日本語化は完了です。
Visual Studio Codeの拡張機能にPythonを追加
Visual Studio CodeでPythonが使える様にするために、拡張機能にPythonを追加します。

「拡張機能」をクリックし、検索文字入力に「python」と入力します。

リストに「Python」が表示されたら「インストール」ボタンをクリックします。
「インストール」の表示が「インストールしています」に変わります。

「インストールしています」の表示が消えれば、インストール完了です。
お疲れさまでした。これでVisual Studio CodeでPythonの開発が行える様になりました。