プログラミング環境を作っていきます。
無料で使用できる以下の様な構成で行います。
- プログラミング言語 Python
- IDE(統合開発環境) Visual Studio Code
- ライブラリ DJITelloPy
Pythonプログラミング環境の構築
まずは、Visual Studio CodeでPythonプログラミングを行うための環境を構築します。
構築手順は、「Pythonプログラミング環境を構築する」を参照してください。
※既にPythonのプログラミング環境が存在する場合はスキップしてかまいません。
DJITelloPyのインストール
Pythonプログラミング環境を構築したら、必要なライブラリを追加します。
プログラムからTelloを操作のには、ライブラリDJITelloPyを使います。
以下の手順でVisual Studio CodeにDJITelloPyライブラリをインストールします。

「表示」メニューの「ターミナル」をクリックします。

画面下部にターミナル画面が表示され、プロンプト(画面の例では「C:\Users\admin>」の部分)が表示されますので、「pip install djitellopy」と入力してEnterキーを押します。

そうするとライブラリ「djitellopy」のインストールが始まります。
インストール中は上記の様なインストールの進捗状況が表示されます。
※djitellopyと関連するライブラリ「numpy」、「opencv-python」も自動的にインストールされます。個別にインストールする手間が省けて便利ですね。

インストールが完了すると「Successfully installed djitellopy…」と表示され、プロンプト表示になります。

プログラムファイルを保存するフォルダを開きます。(フォルダはあらかじめどこかに作成しておきます。)左上のエクスプローラボタンをクリックして、「フォルダを開く」をクリックします。表示されたフォルダ選択画面で任意のフォルダを選択します。

上の様な画面が表示されたら「Trust the authors of all files in the parent folder ‘xxx’」にチェックを付けて「Yes, I trust the authors」ボタンをクリックします。
※これは開いたフォルダを信頼するかという確認画面です。

この様に画面が英語表示になってしまったら、左下の管理(ギアアイコン)をクリックして、
「Restart to Update(1)」をクリックします。
そうするとVisual Studio Codeが再起動します。

この様に日本語表示に戻りましたね。
さあ、これでTelloを制御するプログラミングの準備ができました。
まずは、実際にTelloをプログラムで動かしてみましょう。
djitellopyを使うととても簡単にできます。